志摩半島の沿岸に集まる海女の町!
女性の願い事を叶えてくれる海女さんの神社は、今や日本中から女性が集まる、人気パワースポットです!
リアス式海岸沿いに漁村が並ぶパールロード。
国崎町に海女さんの神社があったはずと思い、立ち寄ってみました。
神社の名前は「海士潜女神社」。
目星をつけて行き着いたのは「鎧崎 御料鰒調整所」というなんとも堅そうな名前の所でした。
実はここは、伊勢神宮に奉納する「熨斗あわび」を作る神聖な場所。
ということで、写真撮影も禁止。
初っぱなから迷子です(汗)
調整所の方に神社への道を教えてもらって再びトライ。
「海士潜女神社」は、とてもこじんまりとしていましたが、伊勢志摩のすべての海士および海女たちの守り神であり、豊漁と安全を祈る特別な場所だとか。
大祭には伊勢神宮から巫女が出張し、舞や舞楽が奉納されるそうです。
次なる海女の町は相差町。ここには「相差海女文化資料館」があります。
海女の歴史や文化を知ることができる無料の資料館です。
周辺の情報も手に入るので、ぜひ立ち寄りたいスポット。
中央には素潜り中の海女さんのマネキン像も。
のぞきこんでお顔を拝見すると、なかなかの美人さんでした。
入り口の顔出し看板で記念写真もお忘れなく。
資料館から「石神さん」へ。
参道には海産物などを扱う出店もあります。
石神さんは、数年前から人気急上昇のパワースポットです。
海女さんの神社で、女性の願いなら必ず一つ叶えてくれるということなので、休日ともなると小さなお社の前に女性の列ができます。
この日も平日というのに、駐車場には県外ナンバーの車がチラホラ。
実は、私は数年前にすでに願い事をして、お守りも持っているので、今回はお参りだけ。欲張りな夢だったためか、願い事が叶ったか否かはまだなんとも…。
境内にはお礼参りのお札が鈴なり状態に。願いが叶った人はたくさんいるようですね。
石神さんの奥にある「神明社」がこちらの本殿。
「みなさん天照大神をお祭りしている御本殿をお参りしてから、石神さんにお参りしましょう…」と、案内札も立っていました。
ついついご利益に走ってしまいますが、お間違えのないように。
神明社は、2014年の秋にご遷宮を行ったばかりの真新しいお社です。
参拝の後は、参道の途中にある「海女の家 五佐屋」へ。
ここは海女グッズはもちろん伊勢志摩の銘品なども扱っているアンテナショップです。
二階のカフェでいただく手作りところてんも捨てがたいのですが、今回は、スイーツを購入。
海女の魔よけセーマン・ドーマンのマーク入りのガレットとあわびの形のマドレーヌです。
相差の町を出発。パールロードの終点を目指して、再び走り始めました。的矢湾のシンボル、真っ赤な「的矢湾大橋」が見えてきました。
運が良ければ、夕日に染まる的矢湾の風景が見られるのですが、雲が出てきて本日は絶景を拝めず。
パールロード終点の阿児町に到着しました。
夕景を拝めずちょっと残念だったのですが、パールロード終点の近くに、友人が家具を手がけたカフェがあることを思い出し、ちょっと立ち寄ってみました。
志摩市立図書館の前にある「shucafé」。
黄昏の町を眺めながら、ニューヨークベイクドチーズケーキとコーヒーをいただいて、パールロードの旅を美味しく締めくくりました。